「境界線 永遠に変わらないものはない。」
個展終わって1週間立ちました。
今回の個展でのエンボスと点々技法。 これからも発展させて行きます。 次回、発表するとしたら、「海の見えるところ」かいいなと思ってます。
何故、海なんでしょう? この点々が最初に生まれたのが、セルフソウ アートギャラリーの「1年後、3月11日に描いた絵」への出展だったからかもしれません。 地震やら、海やら、津波やら、原発やら・・・・ 安全地帯の傍観者としてテレビでみた津波が、街や福島原発を襲う映像。 一瞬にして、安全地帯の境界線は無くなり、全てを無にして、そして潮が引いたらいつもの海。 そして豊かに見えた日本も貧困率が年々上がってきてます。 現実は、本当に危ういです。
こんな危うい中、美術に関われているということは、幸せなことです。
この点々の制作、最初は雑念があるのだけど、いつのまにか無心になります。 再燃と浄化という感じです。そして、何かが生まれた感触があります。 それは、何か?明るい未来? 明るい未来は、あるの? でも、諦めた時点でおしまい。
なので、明るい未来を信じて、これからも制作を続けていきます。
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Date: 2012/10/14(日)
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